人気ブログランキング | 話題のタグを見る

広島の旅 第11イニングの悪夢編

広島の旅 第11イニングの悪夢編_f0098679_20165856.jpg


・・・と、いうわけで帰ってきて初の更新でございます。
27~28にかけて広島行ってきました。
行きの高速バスがいきなり事故渋滞に巻き込まれて新幹線の時間に危うく間に合わなくなるところでしたが・・・何とか無事に辿り着くことに成功。
初日はそのまま広島マツダZOOMZOOMスタジアム直行です。

・・・それにしても今回のタイトルのネタ、前にもやったような?





球場の印象としては、出来て1年ちょっとゆえ綺麗な印象。
そして、良くも悪くもカープファンの為の球場、といったところ。

それはどういう意味かといいますと。

広島の旅 第11イニングの悪夢編_f0098679_20174874.jpg


今回取ったチケットはビジターパフォーマンス席。
応援団だの何だのが集まってわいわい騒ぐ席です。
絶景です。
東京ドームの2階席から見ているようです。
高所恐怖症の私には結構堪える高さ。
何故ならば。

広島の旅 第11イニングの悪夢編_f0098679_20392736.jpg


内野席の、しかも上ですから。
ビジターチームのファンは内野席の上で応援するしかないのです。
さらに問題なのは。

広島の旅 第11イニングの悪夢編_f0098679_20183277.jpg


このビジターパフォーマンス席はレフトポールはおろか、レフト線が全く見えないという!
だからこの領域にボールが飛んだら、アウトになったのか、ヒットになったのか、何が起こったかサッパリわからないのです。
テレビで見た方がわかりやすいという物凄い席ですね。
この日も小笠原、エドガー、ラミレスのホームランがこの死角の中に着弾。
ホームランなのは大体わかるんですが、審判の判定見ないと喜ぶに喜べないという・・・

で、カープ応援団が陣取るカープパフォーマンス席はというと。

広島の旅 第11イニングの悪夢編_f0098679_2019129.jpg


ライトスタンドの上。
別にここからなら死角になるような場所はありません。
カープのホームですから、騒ぐ分には下のライトスタンドでも問題ないですし。
ビジターのファンは騒ぎたきゃ内野の上に行かなきゃいけないのでした。
見難いのが嫌ならば下の内野席なりレフトスタンド行ってカープファンの中でおとなしくしていろという。
で、売店とか覗いてみると、大体はどこの球場行ってもビジターチームの応援グッズは最低限の種類は置いてあるものですが、私が見た限りではそんなもの(読売ジャイアンツの応援グッズ)はどこにも売っておらず。
どこ行っても赤一色。
ちょっとビジターチームのファンへの配慮に欠ける球場であるな、というのが「良くも悪くもカープファンの為の球場」ということなのです。

広島の旅 第11イニングの悪夢編_f0098679_20192213.jpg


しかしながら、ビジターチームのファンという視点を外してみると、こんな感じの寝そべりシートだとか、焼肉食べながら観られる席とか、1塁側、3塁側のベンチのすぐ横で観戦できる砂被り席とかそこで観戦したくなるような席がいろいろあります。
騒ぐことを前提にしなければ良い球場ではないでしょうか。
・・・寝そべりシートも焼肉もカープファンの特権のようですが。

広島の旅 第11イニングの悪夢編_f0098679_20194592.jpg


レフト側から見た画像。
この後ろにはすぐ線路が走っております。
これがビジター応援席が内野席に追いやられた理由だろうか・・・?
それはともかくとして、駅からすぐ近くという立地で、広島駅から徒歩10分程度なのは魅力的ですね。


さて。

思い出したくもないですが、野球の方はというと。

9回裏開始までは5-3で巨人2点リード。
あとは抑えるだけ・・・のハズが。
ピザ野郎がやってくれました。
岩本に見事な同点2ランを浴びて同点。
投げてみなければわからんという、この前の横浜戦といいこの野郎はホント、役に立たんです。
だから3年前の時点で獲得するのは間違いだと言っているんですが・・・
ウン億もかけてこういう抑えを見せられたくないんですけどねぇ。

百歩譲って絶対的な抑え(Tの藤川やDの岩瀬のような)でもこういう時があると割り切るとして延長も観戦。
11回表、守備で途中出場の古城が勝ち越しの2ランを打って7-5と勝ち越し。
よし、あとは11回裏を抑えるだけだ・・・と思ったら。

ピッチャー、野間口。
・・・へ?
そりゃ、山口、久保、越智と信頼出来るリリーフは使いきっちまいましたけどね。
何故ここで野間口?
まだマイケルならばわかるのですが。
だって、敗戦処理も満足に出来ない野間口と、敗戦処理でもしっかり仕事をしているマイケル、この場合抑えとして送り出すのはどちらが適当でしょうか?
これは采配ミスを指摘せざるを得ません。

で、案の定、岩本にこの日2本目となるソロを浴びて7-6。
この当たりが入ったか入らないか微妙な判定でビデオ判定に。
周りは「ビデオ!」と騒いでましたけれども、ちょっと待て、と。
常にランナーを背負って3つアウトに取るのと、1点は返されたけれども切り替えてランナー無しの状態で3つアウトを取るのはどちらが気持ちとして楽でしょうか?
・・・そんなことは結果的にどうでもよくなりましたけどね。
何とか1アウトを取ってよし、後は何とか・・・と思いきや。
倉、梵に連続四球。
完全に制球が定まっておりません。
これはマイケルに早いトコスイッチすべきだろう・・・と思いながら石原がボール球を振ってくれて三振、2アウト。
あと一人・・・というところで打者は巨人戦に滅法強い天谷。
もうアップアップの野間口はここで換えてくれ・・・とスタンドで見てましたが続投。
1、2球目はボール。
際どいところにすら行きません。
3球目、ストライク・・・は取ったものの。
完全に置きに行っているボール。
これはもうストライクゾーンにこんな球が行ったら終わりだ・・・と思った4球目。
完全に予想通り、完璧に捉えられたボールは逆風をものともせずライトスタンドへ。
岩本もそうですが、天谷もよくこんな逆風の状態でスタンドまで持っていけたものだ・・・
打ったバッターは天晴れとしか言いようがありません。
3本とも見ていて惚れ惚れするような弾道を描いてスタンドに入りましたからね。

7-9でサヨナラ負け。
コレはもう・・・何と言ったらいいのか。
この時期にこんなゲームをしていては優勝が遠のくだけとしか。
後のペナントレースの展開に大きな影を落とす試合であったことは間違いないでしょう。
阪神との負け数の差を考えると、取りこぼしを出来るような試合はないのですから。
打てる手を打って負けたならば納得行きますが、せめて状態の悪い野間口を天谷のところでマイケルにスイッチしてくれれば結果がどうなろうとまだ文句はありませんでした。
全力で1アウトを取っていれば28、29の試合とて展開がまた全然違ったでしょうに。
広島に流れを引き渡してしまいましたからね。
今日の試合とてリードはしているもののどうなるやら。
山口がボコボコですし。
後の中継ぎは・・・


そんな試合を見せられて気分最悪なまま、ヤケ食いに走って1日目は終了するのでした。
広島のお好み焼きはなかなかに美味。
麺が入っている方が私は好きかも知れません。



(23:00前追記)
ピザ野郎・・・
イニング跨ぎしてしまったのはまぁいいのですが、また岩本に打たれてやんの。
阿部もどうして真っ直ぐ勝負するのやら。
普通に落とせば打ち取れると思うのですが・・・
リード面も何だかな、と。
結局ピザ野郎をマイケルにスイッチして勝利。
・・・一昨日野間口に換えてマイケル出しとけば・・・
ただ、そのマイケルも四球出すし今日は梵が四球の後の初球を狙って打ち損じたから勝てたようなもの。
今日勝てたのはまだツキが残っていると信じたいですが。
by sonokichi | 2010-08-27 23:59 | 野球

毎日更新する気力を失ったブログ不定期運行中


by そのきち