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たらればは言っても詮無きこととわかっちゃいますが

NHKの「不屈の者」を見ながら。

脳腫瘍から奇跡的に復活を果たした横浜ベイスターズ→近鉄バファローズ元投手・盛田幸妃の特集。
大洋・横浜時代といえば速球と高速シュートを武器にリリーフで暴れ回っていたという印象。
そして何故かリリーフメインの登板にも関わらず規定投球回数に達し、最優秀防御率まで獲っちまったという投手の分業制がほぼ確立しつつあった近年のプロ野球においては珍しい記録を持つ御方ですね。

脳腫瘍を3回も・・・

ウチの婆様もクモ膜2回やってますから、脳の病気の恐ろしさはそれなりにわかっているつもりですけれども・・・
まだ若いのに既に3回も手術をし、乗り越えているというその精神力はただただ敬服するばかりです。

脳腫瘍といえば思い出すのは広島東洋カープに在籍していた故・津田恒実。
残念ながらこの方は脳腫瘍の為に現役を退き、そのまま帰らぬ人となってしまいましたが・・・
病気さえなければ、どんな成績を残して現役を終えていたのか。

彼に限らず、病気さえ無ければ、怪我さえ無ければ・・・という選手はごまんとおります。
現・読売ジャイアンツコーチの吉村禎章も栄村との衝突が無ければ・・・
現・東京ヤクルトスワローズコーチの伊藤智仁も肩の故障さえ無ければ・・・

過ぎ去った過去に対して「たられば」を思っても詮無きこととわかっちゃおりますが、思わずにはいられないのもまた本音であります。
by sonokichi | 2009-08-19 22:46 | 野球

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by そのきち