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蒼炎な日々 最終話 「さらば、英雄達よ」

PCを立ち上げた際、何かを忘れているような気が。
ガンダムは見たし・・・マクロスもちゃんと録画できてたし・・・

・・・。

・・・。

・・・。

ああ、あの赤いヤツを見てないや。
録画は・・・ゲ、ちゃんとしてある・・・
チッ、いっそ忘れてればよかったのに。

と、いうわけで赤いヤツとガンダムの感想は一緒くたに明日書きますので。


今回はもはややっつけ仕事となりつつあるFE日記。
始めたのが・・・今年の3月ということで、かれこれ8ヶ月ほどもグダグダやっているわけですが、今回、晴れて最終回を多分迎えられることになりました。
日記なんだか、攻略なんだかよくわからなくなってきたところがかなり大きいのですが、終わらせてしまいさえすれば、あとは闇に葬るなり何なり。
と、いうわけで本当に最終回を迎えられるのかが怪しいところですが(あとがきに関してはノーカウントですよ)、始めさせていただきます。





前回までのあらすじ
苦労してアシュナードにトドメを刺したと思ったら、やっこさんメダリオンなど手にしてくれやがって、顔色がかなりイケナイ方向に。
こんなの、本当に倒せるのか!?


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顔色がイケナイ方向に行ってしまったアシュナード。
それを倒さなければクリミアの再興など夢のまた夢です。
放っておくとテリウス大陸そのものも滅ぼしかねません。

逃げる選択肢などアイクには当然なし。
味方逃げろと叫び、自分はラグネルを構えなおし、アシュナードと対峙。
と、そこへナーシルが叫びます。

他の部隊に回っている強力な戦い手を呼ぶ・・・

と、なると。

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選択肢は3つ。
ラグズの軍を率いてそれぞれの役割を果たしているタカ王・ティバーン、カラス王・ネサラ、ガリア王代理・ジフカの誰かを呼ぶことが出来ます。

戦力的にはどれも超一流の戦士で、誰もがアシュナードに対して引けを取らぬ者ばかり。
ここは物語上、ティバーンを呼んでおいた方がしっくり来るでしょう。
・・・一番強力なのはジフカなのですが。


伝令を走らせた後はアシュナードとの対決を再開。
この男、パワーアップしてくれやがって、HPが最大の80、攻撃力もアイクのHPを半分以上持っていってくれます。
もちろんHP回復能力も健在。
と、なると回復を忘れた時点でアウト。
しかしながら、防御力はそのままですので、諦めなければ勝てます。

1ターン目の攻防を終えるとティバーンが颯爽と登場。
静かに怒りを燃やしてアシュナードに攻撃を加えます。

・・・何でラグネルを装備したアイクよりもダメージを多く与えられるんだよ・・・

しかし、この加勢はあまりにも大きすぎました。
ティバーン登場後2ターン目でアイクの奥義・天空が炸裂。
瀕死の状態にまで追い込みます。
あとはティバーンが一撃を加えれば倒せる・・・のですが。
ここは主人公に譲りましょう。
「聖戦の系譜」なんかだとラスボス戦で主人公は役立たずと化し、傍観者に回るラストでしたし。
そんなラストは勘弁願いたいですから、ここはアイクで。

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今度こそ撃破!

死に際の台詞も「良いぞ、実に良い!」と狂王らしい最期。
ここに、アシュナードの野望は潰えたのです。

総大将が敗れたことでデイン軍が壊滅。
全てが終わる頃には日が傾いていました。
アシュナードはいなくなりましたが、彼の愛竜・ラジャイオンはこちらを睨みつけ、唸るなどまだ息があります。
どうしようと手をこまねいているアイク。
と、そこへイナが。
イナはアイクの静止も聞かず、無言でラジャイオンに近づきます。
すると、驚いたことにそれまで唸り声を上げていたラジャイオンが静かに!
事態がまったく飲み込めないアイク。
無言でそれを見つめていたナーシルが口を開きます。

「・・・あれは、あの娘のつがい。・・・死の間際に・・・正気を取り戻したようだ・・・」

アシュナードが自分の乗竜として使役していた竜。
それはただのドラゴンナイト用の竜ではなく、ラグズの竜燐族だった・・・!
彼ならばそれくらい普通にすることでしょう。

イナやナーシルがデイン側についていたのはこれが理由。
姿を消してしまったラジャイオンを探し出し、救うこと。
しかし、待っていた現実は「なりそこない」へと改造された彼の慣れの果て。
そして、今、息絶えようとしているのです。

沈痛に沈む場へ、リュシオンの妹、リアーネが何かを言い出します。
古代語ですので、何を言っているのかはサッパリわかりません。
リュシオンが何事か返している様子を見てたまりかねたアイクが尋ねると、「少しだけ・・・待ってくれ。試してみたいことがある」との返答。

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リュシオンとリアーネの2人は歌い始めます。
それはかつてセリノスの森を蘇らせた「再生」の呪歌・・・!

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歌が終わると、そこにあった竜の姿は跡形もなく消え、代わりに1人のラグズの青年が。
これがラジャイオンの本当の姿。

目の前にある奇跡にただただ驚くだけのアイク。
リュシオンによると、「あの騎竜は真実の姿を歪められていたので、『再生』の呪歌を聞かせた」のだとか。

しかし、姿は元に戻せても、消え行く命までは救うことが出来ない・・・
それでもイナにとっては、愛する者が元の姿で逝くことがせめてもの救いであるのでした。

意識を取り戻したラジャイオンはイナとの最後の語らいを始めます。
それはあまりにも悲しく、せつない会話。

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悲しむイナをそっとしておくことになります。
ミストはついに取り戻したメダリオンを見て何やら感慨深げな表情。
すると、彼女は意を決したようにリュシオンとリアーネの下へ。
何と、母の形見であるメダリオンをリュシオンたちに渡すというのです。
「―メダリオンはセリノスへ―」
それが本来あるべき姿であると、ミストは言います。
元々はリュシオンたちの姉であるリーリアが持っていたもの。
それがアイクたちの母に託され、ミストに受け継がれ、紆余曲折を経たもののセリノスのサギ族の下に戻ってきたのです。
亡き姉の想いがつまったこのメダリオンをリュシオンたちは快く受け取り、ここに一連の事件が終わりを告げることになったのでした。


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戦後処理もほぼ終わり、明くる日。
復興はクリミアの者たちやベグニオンの協力で行われることになり、アイクが率いてきた直属の部隊は解散することに。
アイク自身もロードの姿からレンジャーの姿に戻っております。

「柄じゃないかもしれないが、もう一度だけ言わせてくれ。・・・ありがとう」

彼の姿を見たティアマト姐さんらグレイル傭兵団のメンバーは感慨深げ。
いつもはシニカルなセネリオですら「僕のいる場所は・・・あなたの下です!」とややテンション高めに答えるほどです。
元からいたグレイル傭兵団のメンバー、ティアマト、セネリオ、オスカー、ボーレ、ヨファ、ガトリー、シノン、ミストに加え、流れ者だったワユがアイクの剣技に惚れ込んだから傭兵団に加入すると言い出し、新たな傭兵団のスタートとなります。

ひょんなことから知り合った火消しのフォルカ。
重要な真実を伝えてくれた彼は再び闇へと消えると言い残して去って行きます。
しかし、彼を呼ぶときは必ず街の酒場に「火消しに用がある」と言えばいつでも応じるとのこと。


去ろうとするアイクにエリンシアを始めとするクリミアの者たちが挨拶に来ます。
王族式に挨拶をするエリンシアを止めるアイク。
そういうのが彼の性に合わないらしく、あちこちが痒くなるそうです。
クリミアの遺臣たち、ユリシーズ、ルキノ、ジョフレ、ケビンたちもアイクに感謝。
今回の戦争を経て、自分達が姫に対してどうあるべきなのかを悟ったのだとか。
そして、アイクが救ってくれたクリミアの王国、それを復興させるべく尽力すると約束します。

クリミア出身のチャップやネフェニーも、アイクと共に戦えたことを誇りに思い、田舎へ帰ると言います。
目覚しい活躍をしたネフェニーはともかく、チャップ・・・覚えている人なんていないでしょうね^^;

賢者カリルは狂戦士ラルゴと共にクリミアで店を開くとか。
これからのクリミアは戦後復興で人の出入りが激しくなるので、宿屋をかねた酒場を開けば大繁盛という寸法。
・・・ラルゴはその後・・・


続いてアイクのところへ挨拶に来たのはベグニオンの方々。
聖天馬騎士を率いる鬼の副団長タニスや脱走兵扱いのマーシャとそのロクデナシ兄マカロフ。
マーシャは晴れて脱走兵扱いを解かれて聖天馬騎士団に戻れることになったとか。
マカロフは少しはまっとうな人生を歩もうとか言ってますが、怪しいものです。

ベグニオンの貴族令嬢だったステラも、今回の戦いで自信をつけベグニオン騎士団に入団するつもりだとか。
謎のハルパーディア・ダラハウもその間延びした口調もそのままにベグニオンへ去るつもりのようで(元々ベグニオンの貴族・オリヴァーの下にいたのですが)。
ラグズ解放戦線を指揮していたトパック、ムワリムも砂漠へ戻り解放戦線の仲間に今回の土産話をたくさん聞かせるつもりだとか。
砂漠といえば、謎のソードマスター・ソーンバルケ。
砂漠に来たら声をかけてくれとのことですが・・・
ダリナンダアンダイッダイ!


続いて現れたのはラグズの面々。
ライ、レテ、モウデイ、ジフカはガリアへ、リュシオンとリアーネをそこでもてなすつもりだとか。
本来ならセリノスの復興を・・・といきたいところなのですが、まだベグニオンの神使と和解したとはいえ、課題は山積み。
とりあえずはガリアでカイネギス王の世話になり、地道に続けていくとのことです。
ベオクとラグズとの架け橋となり、そして亡き姉・リーリアの想いを伝えてくれたアイクやミストに感謝の意を伝え、彼らは去って行きます。

ティバーンたち有翼族も帰還するにあたってご挨拶。
フェニキスの国を挙げて歓迎するからいつでも来てくれというこれは凄い待遇。
アイクは酒はいいから肉を多めに頼むとこりゃまた豪気な^^;
ネサラは来なくてもいいぞとそっけない言い方ではありますが、アイクに感謝の言葉をかけられると「つまんねえこと言ってんじゃねえぞ!」とさっさと去って行きます。


最後に現れたのはデインの方々+α。
心ならずも刃を向けることになってしまったドラゴンナイトのジルとハール。
それにかつて四駿の1人に数えられたタウロニオ。
船に密航してきたシーフのサザもデインの生まれ。
そしてガリアの辺りからずっと世話になってきた腹ペコ魔道士イレースを始めとする行商団の方々に流れ者の剣士ツイハーク。
これから敗戦国として辛い日々が待っているであろうと予想されるデインに向かうのでした。


共に戦ったものたちが去って行き、アイクは人がほとんどいなくなったクリミア城広場でナーシル&イナと対面。
改めてナーシルからこの戦争における裏切り行為の謝罪を受けます。
彼らもまた、竜燐族の国ゴルドアへ戻るとのこと。
ラジャイオンを故郷に返してあげるのだとか。

去り際にナーシルにアイクが声をかけます。

「あんたがどう思ってたか知らないけど、俺は、あんたを信頼していた。決定的に裏切られたと思ったあの瞬間でさえ・・・あんたが悪者だとは、これっぽっちも考えられなかった」

ナーシルはそれに対して、「君は、そのままの君でいてくれ」と。

「また、会えるよな?」

「ああ、きっと・・・」


クリミアの復興はこうして始まりました。
ベオクと、それまで考えられなかったラグズの協力の下に。
当初は執政に追われ、王位に就かなかったエリンシアも落ち着いて来た後には女王に就くことを宣言。
ここにクリミア新女王・エリンシアが誕生するのでした。


しばらく後・・・
戴冠式に招かれたアイクたち。
そこでベグニオンの宰相・セフェランと再会します。
そこで知らされた真実。
メダリオンから邪神を解放するための「解放」の呪歌を歌える唯一の存在・オルティナ。
なんとそれはベグニオンの神使一族に代々伝わる名前だった!
※オルティナ=サギの民の娘ではないです。間違えて記載してました^^;訂正します。
つまるところ、その存在は今のベグニオンの神使・サナキ。
アシュナードが知ったら、デインとベグニオンの全面戦争になっていたのでしょうか・・・?

驚くアイク。
不思議な顔をするセフェラン。
彼はこの戦争の裏にあった真実を知らないようです。
と、いうことで説明するアイク。
これにはセフェランも驚き。
真実以上に、自分が何年もかけて大陸を渡り歩いて求めてきた真実がたった1年足らずでここまで明かされることになったことに対する驚きの方が強いようで。

アイクの功績を称えるセフェラン。
この先は多くの栄誉を欲しいままに出来ると言うセフェランに対し、アイクはそれはいらんと返上の姿勢。

そこへティアマト姐さんが慌てて入ってきて、エリンシア女王と共に救国の英雄アイクにも挨拶を願いたいとクリミアの家臣団から要請があったとか。
即断ろうとするアイクでしたが、セフェランに上手く言いくるめられ、出ることに。

出て行くアイクの姿を見てセフェランは冷たい表情で一人呟きます。

「あなたは気づきもしないでしょうね・・・傭兵の身から救国の英雄となったあなたの存在そのものが、多くの者の醜い欲望や野心を煽ることになるということを・・・」

「アシュナードの野望は・・・ある意味達成されたのかもしれませんね。大陸に争いの種を蒔く・・・ということを」


エリンシアが待つ間に通されたアイク。
そこで彼女からの不安を打ち明けられます。
隠された存在だった自分は国を背負う教育など受けていない。
ましてや国を作っていくことなど・・・

アイクはそれを見て優しく言います。
「なら聞くが・・・俺たち傭兵団を雇う教育は受けていたのか?」
「え・・・?それは・・・」
「散り散りになった臣下を集める教育は?失われた国を取り戻す教育は?」
「ですが・・・それとこれとは・・・」
「違わないさ。これまで立派にやってきたじゃないか。これからも・・・やっていけるさ」
「・・・はい」
「さぁ、行こう。みんなが待ってる。1人が嫌なら、俺も一緒に行こう」
差し出される手。
それを取るエリンシア。
「ありがとう・・・アイク様。私・・・あなたに出会えて、本当によかった・・・」

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手を繋ぎ、バルコニーへと向かう2人。
女王エリンシアと傭兵から身を起こし、国を救った救国の英雄アイクの物語はこうしてとりあえず終わりを告げるのでした。
この2人の物語は吟遊詩人たちに格好の材料となり、人気No.1の物語として各所で歌われ、語り継がれていったそうです。




















・・・。
「とりあえず」終わり。
そう、「とりあえず」なのです。
この3年後、再びテリウス大陸を、これ以上の争乱が襲うことになろうとは・・・
この時予感していたのは・・・ベグニオンの宰相セフェランだけ・・・だったのでしょうか。

「蒼炎の軌跡」は終わりますが、物語は「暁の女神」へと続くのです。
FE日記として・・・扱おうにもWiiがありません。
いつかは・・・やりたいのですが。

とにもかくにも、最初からここまでお付き合いくださった方々(っていうほどいるのか?)、途中からでも読んでくださった方々、うっかりここまで読んでしまった方々。
全ての人へ感謝を。
ありがとうございました。
あとがき的なことはまた来週にでも。


おまけ
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この人は誰でしょう?
・・・答えはあとがき的な文章にて。
by sonokichi | 2007-11-24 21:56 | FE日記

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by そのきち