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自分なりの「心からの言葉」

月末ということで、新メニューポスター張り替えや垂れ幕張替え、差し込みメニューの追加、棚卸しを終えて先程(2:20)帰宅しました。
土曜日。
月末。
何が悲しくて夜の大爆発があるんだかとちょっと嘆きたくもなったのですが、まぁそんなことは言ってられません。

ついに来てしまったこの時。
「ウルトラマンメビウス」最終回「最終三部作Ⅲ 心からの言葉」
昨年始まった時はどんな展開になるのだろうとワクワクしながら土曜日を待っていました。
そして、期待を裏切らない展開の連続、ファンなら感涙必至な昭和ウルトラマンたちの客演、40年前から続いてきたM78星雲の物語に一つの区切りがつくときがついに。
来て欲しくなかったような、待ちわびたような。
「コスモス」の時のように番組延長して欲しいと何回願ったことか。
以下は最終回の感想を軽くネタバレもしながら書きますので、まだ放送されていない地域の方々でネタバレは嫌だ!という方はスルーしてください。




さて・・・
何から書いたものか。
もう、涙腺決壊どころじゃありませんでした。
大洪水。
劇場版「メビウス」の台詞「最後まで諦めず、不可能を可能にする・・・それが、ウルトラマンだ!」が出た辺りから雲行きが怪しくなり、リュウの右腕にナイトブレスが輝いたあたりでもう完全決壊。
ウルトラの戦士が、ダンディ4が出てきたときにはもうこれ以上ないくらいに涙が次から次へと・・・

そして、1年間、これでもかというくらいに紡いできた絆の集大成・ウルトラマンメビウスフェニックスブレイブへの変身。
ミライが、リュウが、テッペイが、コノミが、ジョージが、マリナが・・・
全員が集まり、光となって成し遂げた究極の変身。
「エースの願い」辺りから、妙に仲間達との絆がクローズアップされたエピソードが続きました。
正直なところ、「何でココまで?」と少々疑問にも思ったわけです。
しかしながら。
この最終回を迎えるに当たって必要なことだったのだ、と改めて納得。
さらに言うならば、「ウルトラマンA」の本放映時に物議を醸したであろう「合体変身」に対する一つの答えなのではないか、と思うわけです。
当時のAは「女が混じってるから弱っちい」という子供の認識も少なからずあったようで。
そういう声が強まったのかどうかはわかりませんが、番組が進み、途中で男女合体変身は解消され、男性単独変身になってしまいました。
しかし私が合体変身で注目すべきなのは「男と女の結びつき」ではなく、「人と人との結びつき―絆」ではないのかと思うのです。
北斗星司と南夕子は確かに「男性と女性」という性別の違いがありました。
ですが、この2人の間にあったのはそういった男女の間の感情をも超越した「絆」であるのは間違いありません。
それは「エースの願い」で描かれた2人の再会を見れば明らかです。
で、今回のフェニックスブレイブ。
史上初といいますか、何と言いますか、前代未聞の6人合体ウルトラマン。
別にそれぞれのキャラの個性を全面的に押し出したようなものではなく、1年間築いてきた「絆」の集大成を描いています。
男とか女とか、そういった性別の垣根をも越えた心の結びつき、それが起こした奇跡がこのウルトラマンメビウスフェニックスブレイブであるのでしょう。
そして、「ウルトラマンA」の合体変身が目指していたものは、まさにこれなのではないかと思うわけです。

・・・睡眠時間2時間かそこらで難しいこと書くもんじゃありませんね。
変な文章になってます。

ゾフィーの人間体が明かされる・・・という触れ書きもあって期待されていたその結果。
大方の予想通りではありました。
ゾフィー=サコミズ。
しかし、これはサコミズ・シンゴという人物がゾフィーの地球上の姿として活動していたのではなく、最終回において、地球人の中で最もゾフィーとの結びつきが深かった人物・・・すなわちサコミズがゾフィーと一時的に融合した・・・というものでした。
これについては・・・納得する方、しない方がいらっしゃるのではないでしょうか。
私はこれで充分納得です。
かつてゾフィーが残した「肩を並べる時が来る・・・」、それがまさにこの最終回だったのでしょう。
共に戦う存在としてゾフィーが選んだのはサコミズだった・・・
それはかつての憑依型ウルトラマンと同じと言えるのではないでしょうか。
ウルトラマンはハヤタを、新マンは郷秀樹を、Aは北斗星司と南夕子を、タロウは(選んだのはウルトラの母か?)東光太郎を・・・
共に戦う者と認めたからこそ、彼らは地球上の姿としてハヤタたちを選んだのでしょう。
ウルトラセブンも、薩摩次郎青年の勇敢な行動に感動したからこそ彼の姿と魂をモデルにしました。
レオや80はその姿になるに当たってのエピソードが存在しませんが、似たようなものなのではないでしょうか?
メビウスも、バン・ヒロトという勇敢な青年を見たからこそ、ヒビノ・ミライという人物の姿になったわけですし。


さてさて。
もうここまで書いて3:16です。
早く寝ないと明日の朝に支障が出ます。
そろそろ締めにしないといけませんね。

激闘を終えたウルトラマンメビウスに送る私なりの「心からの言葉」。

「ありがとう」。

これ以外に浮かびません。
いい年してウルトラマンで号泣することが出来たのも、かつての英雄達の新たな勇姿を見ることが出来たのも・・・
何より「ウルトラマンメビウス」という作品を通じて、ネット上とはいえ、様々な人に出会えたのも。
全てはこのメビウスのおかげ。

ありがとう、ウルトラマンメビウス。
いつかまた、彼が再び地球に戻ってくることを信じて今日のところは終わりにします。
by sonokichi | 2007-03-31 23:59 | 特撮ヒーロー

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by そのきち