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再開、そして停止

明日から修羅場突入ゆえ、連日更新はストップさせていただきます。
書けたら書く、というスタンスで。


月マガの発売日を全く把握していなかった人です(汗)
確か月初だったなぁ・・・と物凄くアバウトに^^;

と、いうわけで。
マガジンZの休刊に伴い、月刊少年マガジンに移籍して連載が再開される「新仮面ライダーSPIRITS」。
読ませていただきました。






書き下ろしでKCの方に掲載されたアマゾン編の続き・・・ではなくインターミッション編。
一体何を描くのかというと。
仮面ライダー1号=本郷猛と仮面ライダー2号=一文字隼人の出会い。
正直その辺はあまり突っ込まなくてもいいんじゃないか・・・と個人的には思っておりましたが。
読んでみて相変わらずの村枝節が展開されていて安心出来ました。
というか。
本屋で立ち読み(コラ)していて危うく泣きそうになりました。
ラストで隼人が言い放った台詞があまりにも彼自身のその後を考えると皮肉以外の何者でもなくて。
いや、これは貶してるわけではありません^^;

ショッカーの暗躍を嗅ぎ取り、フリーカメラマンとして真実を暴くために動いていた隼人。
その中で仮面ライダーの存在を知り、本郷に接触。
その時点ではまだ改造人間ではない彼は仮面ライダーもショッカーの改造人間も同じ「バケモノ」と本郷に対して言い放つわけですが。
そうやってショッカーを追っていく内に、改造人間による虐殺の場面に出くわし、怒り爆発。
それまでショッカー犠牲者遺族(石神という姓で、千恵という名前を持つ女性がいることからショッカーライダー編に出てくるアンチショッカー同盟の前身か何かでしょうか?と、すると生き残ってたもう一人は小暮精一郎?)への取材でも、本郷に対してもクールな態度を崩さなかった彼が。

「この世には救えねえ事が多すぎる。だったら剣よりもペン、真実を暴くやり方を選んだつもりだった。だがよ・・・んなこたあもう、どうでもよくなっちまったぜ!!」

「キサマ、何者だ!」

「俺か?俺は・・・柔道六段、空手五段 人間 一文字隼人」

この見開きが格好良すぎる・・・!
一文字が戦闘の時にとっていたあのポーズそのまま!
それと同時に、この後に「バケモノ」呼ばわりした改造人間に自分がなってしまうことを考えると、単に格好良い!という言葉だけで済ませられない感情がこの見開きページを見ていると湧いてくるわけですよ。
村枝センセ、2号大好きだものね。
このページ、相当に熱入れて書いたであろうということが容易に推測出来ます。


一文字サイドはこれくらいにして。

「仮面ライダー」の第4話「人喰いサラセニアン」ラスト~11話「吸血怪人ゲバコンドル」までの話とリンクさせて書いている為、当然見知った顔も出てくるわけで。
改造間もない本郷猛はもちろんのこと、立花のおやっさん、滝(11話の結婚式はFBIの偽装捜査である説を採っているようですが)やルリ子さんまで!
旧1号はもちろん出るのですが、まさかカラーで変身シーンを忠実に再現してくれるとは全く思いませんでした。
やっぱ良いなぁ・・・

一文字が出くわす改造人間はおそらく11話時点では水面下で進行していたのだろうか?と思われる、13話「トカゲロンと怪人大軍団」に出てくるであろう再生怪人軍団。
蜘蛛男に蝙蝠男、さそり男や死神カメレオンにサラセニアン、蜂女も確認出来ます。
・・・個人的にお気に入りのコブラ男は?
あの、犬に吼えられただけでご自慢の牙を落として大首領に叱責される愛すべきあのコブラ男は!?
旧1号と戦っているダイジェストでしか確認出来ません(苦笑)


連載再開第1回目ということで。
ご馳走様でした。
満足であります。

来月は一文字隼人が改造されるんでしょうけど、旧1号、旧2号の揃い踏みが見られるのでしょうか?
まさか、ポーズを一旦取ってからファスナー下ろしたりしませんよね(笑)
ファスナーを下ろすくらいはしそうですけど。
修羅場を乗り越えた先のご褒美として楽しみにしておくとしましょう。
by sonokichi | 2009-07-05 20:53 | 特撮ヒーロー

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by そのきち